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不動産コンサルタントが教えるお部屋探しのコツ

部屋探しの時期、注意点は?入居審査の基準は?入居後の賃貸物件管理は?更新料は払わないといけない?

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部屋探しのコツ ≫ 3.物件を見る(下見・内見)

物件を内見する

内見時間、件数は?

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 まずは、物件内見・見学です。百聞は一見に如かず。
 さすがに、間取り図や写真などの資料だけで決める人はほとんどいません。
 (3月頃の引越しシーズンでは、希望物件が内見できない場合や、見れても類似の間取りの部屋である場合がありますが、それで決めないといけない場合がありますが。)
 いくら、インターネットが発達しても、実際に物件を見て、雰囲気を感じたり、物件の周辺環境を直接感じるということにはかなわないでしょう。
 特に、臭いは現地に行かないとわかりませんから。例えば、前に住んでた人がタバコ吸ってたなとか。カビ臭かったら、結露しやすい部屋なのかな、とか分かります。


<何件くらい見て回るものでしょう?>
 最初から物件案内数を限定している業者はいません。最近は、地方なら業者が案内用の車でお客様を案内するのが普通になっています。料金は無料です。
 お客さまによっては、10件とか20件も内見を希望される方もいらっしゃいます。しかし、例外的な方です。
 ふつうは、1業者あたり、3件くらいの内見です。不動産会社のお店のスタッフも3件くらいに絞って下さいと言うことが多いです。
 お客様のほうでも、たくさん連れて行ってもらうのは悪いと考えて、3件程度に絞ることが多いです。業者がそれ以上連れて行ってくれて、お客様も時間が許せばそれでもいいかもしれません。時間は意外にかかるものですよ。


<内見時間は?>
 実際、時間が案外かかります。移動時間+内見時間ですので。さらに、内見直後、申し込みされることになると、手続きの時間がプラスされます。
 じっくり内見する方ですと、1件あたり30分くらいかける方もいらっしゃいます(営業的には、あまり良くないのですが...)。
 スタッフのスケジュールにもよるのですが、私の場合は、お店で受付して、物件のご案内をして帰社して、お客様が帰っていかれるまで、お客様1組につき2時間をみていました。物件が近いところに集中していたり、内見時間が短いと、そうでもないですが、内見物件数が増えると、2時間で済まない場合もあります。
 2月3月の繁忙期になると、ゆっくりしてもいられませんので、細かい説明を端折ったり、お客様に急いで頂いたりすることもあります。


内見ポイントは?

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<内見ポイントは?>
どこを見ればよいのでしょうか。

はじめての部屋探しの方だと、不動産の物件に内見に行っても、どこを見ておけばいいのか分からないかもしれませんね。

基本的なことですが、あえて書きます。

<部屋の向き>
日当たりは部屋の向きと、周りの状態で決まります。

 ベランダや窓が、どの方向に向いて開いていますか?
 真北か、それに近いと、日光がほとんど直接当たることはありません。
 ですので、洗濯物が乾きにくいです。周りがひらけている場所なら、暗い感じはさほどしないと思いますが。
 北東か東向きなら、午前中に日があたります。北西か西向きなら、午後から日があたります。南東なら午前中からお昼頃、南西ならお昼頃から午後に日あたりが期待できます。

 真南か、それに近いと、朝から夕方まで継続して日が当たります。
 上記のどれも、周りの建物や樹木、山などによって影響を受けます。周囲の建物などがどのように建っているか見ておくといいですよ。方角を知るための持ち物として、方位磁石(コンパス)を持って行くとよいです。最近は、スマホにも機能が付いているものがありますね。



<におい>

 上にも少し書きましたが、写真ではわかりませんね。実際、物件を内見しないとわかりません。
 ・タバコのにおい
 以前住んでいた人のタバコのにおいが残っている場合があります。しばらくすれば無くなりますが、入居時に、まだ、においが残っていると、しばらく我慢しないといけません。
 ・下水のようなにおいがする場合
 
たいていは、下水や浄化槽から上がってきた臭いです。
 水回りの各排水口の排水トラップ(封水トラップともいう)に充分に水が残っていないためです。空室が3か月程度を超えると、トラップの水が蒸発して排水パイプと室内との空気的なつながりを遮断できなくなると言われています。季節や気温によっても違います。
 最近は、排水口にシールを貼ったり、サランラップを張ったりして、トラップに水が無くなっても、においが漏れにくい工夫をしている管理業者が増えてきていると思います。

 下水のようなにおいとともに、小さなハエのような虫の死骸が散見されることもあります。この虫も下水や浄化槽から排水パイプを通じて侵入してきたものです。上記のようにサランラップ張りをすると、虫の侵入も防げます。私も、ちょくちょくラップ張りをしたものです。
 内見時に不愉快な思いをするかもしれませんが、物件の欠陥であることは、あまり考えられないので、心配しなくてよいと思います。



<水回り>
 トイレ、風呂、そしてキッチンには、自然に視線が向くのではないでしょうか。内見時にきれいだと気持ちが良いものです。洗濯機置場、洗面脱衣場、そして洗面台もよく見ておきましょう。

<洗面台>
意外に無いのがこれです。

 特に、洗面台はあるのか?見落とす人は多いです。ない場合も多いですし、2点ユニットバスといって、お風呂のなかに洗面台があるタイプもあります。
 洗面台がないと、入浴時にまとめて洗面するか、台所に洗面台を置いて洗面する必要があります。


<洗濯機設置場所>
 洗濯機を置くスペースは充分か?台所に置く場合やベランダに置く場合もあります。単身用物件では玄関や通路に置くと、残りのスペースが狭くなることもあります。設置スペースの寸法は3次元的に把握しておき(電源コンセント、給水口、排水口の配置含む)、洗濯機を搬入設置可能か確認しておきましょう。寸法を測るための持ち物としては、巻尺(金属製で、伸ばしても、ある程度真っ直ぐな状態のものがよいです)です。



冷蔵庫設置場所>
 ファミリー物件では、キッチン内に配置できるように考えられています。どのくらいの大きさの冷蔵庫を置くことができるのか、寸法を把握しておきましょう。内見の時に広く見えても、実際に置いてみると狭くなってしまうことがあります。
 単身用物件では、通路に置いて、残りのスペースが狭くなる場合や、キッチンや通路に設置スペースが無く、居室内に置かないといけない場合もあるので、充分に確認しましょう。
 寝室兼居室に置くと、夜、静かになると、「ブーン」という冷蔵庫の音がたまにしてきて、気になる人は気になると思います。


<駐車場>

 駐車場を借りる場合は、場所を確認しておきましょう。自分の持っている車を出し入れするのに十分な通路やスペースがあるのか?
 「駐車場有」だけで契約して、車の出し入れ難しい場所だったということにならないように、業者任せにせず、自分から、業者に確認の上、契約しましょう。



<セキュリティ>
 女性の方は特に気になるかもしれませんね。
 カギはどんなタイプか?以前からある、普通のシリンダーキーは技術と道具のある人ならピッキングできます。以前、仕事でカギのない物件のカギを開けないといけないことがあり、私の目の前で鍵屋さんにピッキングしてもらい、様子を見ていました。技術と道具があれば、遅くても数分でできるようです。
ディンプルキーというタイプのシリンダーキーなら、普通の鍵屋さんでもピッキングは困難です。(テレビに出ていた、かなり熟達した鍵屋さんは、ディンプルキーをピッキングしてましたが)
 オートロックかどうか。オートロックなら、建物全体の入口のロックと、部屋の鍵の二重のロックになるので、安全性は増すのですが、オートロックのない裏口から勝手に建物に入れる物件や、1階の通路と外部を隔てる柵などの高さが低いと簡単に建物に入れてしまう物件もあります。

 泥棒に入られた部屋を見に行ったこともありますが、たいていは、カギのかけ忘れです。何か起きる可能性は高くはありませんが、備えておくに越したことはありません。
 窓に貼る防犯フィルムや、窓サッシに取り付ける防犯ロックで対策する方もおられます。

 気に入っている物件なのに、セキュリティが手薄で、どうしても安心して住みたいという方は、セキュリティの相談をしたり、セキュリティの強化をすることもできます。追加する設備によっては事前に大家さんや管理会社に確認が必要な場合もあります。関心がある方は、調べてみてはいかがでしょうか。



セキュリティー賃貸物件特集
防犯対策・セキュリティ充実の賃貸住宅


内見時に持って行くと役に立つ物

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<内見時持ち物>
 何か持って行ったほうが、いいでしょうか?
 上に書きましたが、東西南北の方位の確認や、洗濯機スペースや冷蔵庫スペースの寸法の確認をするために、『方位磁石(コンパスともいう)』、『メジャー(巻尺ともいう)』を持参した方が、間違いないです。
 空室の室内に電気が通っていない場合、夕方以降や日あたりの良くない部屋は、室内の確認がしづらいので、『懐中電灯』もお勧めです。方位磁石やライトは携帯やスマホに付属機能で付いている場合があれば、利用できます。確認しておきたいものです。
 カメラで画像を残しておけば、帰ってから誰かと相談したり、思い出して検討するときに便利です。これも、携帯やスマホのものが利用できます。
 余裕があれば、スリッパと筆記用具も持参しましょう。


 カメラ以外は、内見時、不動産業者がサービスで持って行く場合も多いですが、慌てて忘れることも度々あります。案内用の車に積んでいても、駐車場から内見する部屋まで遠い場合に車から持ち出すのを忘れてしまうと、取りに戻れないこともあります。
 私はミニ懐中電灯をポケットに忍ばせていたり、それも忘れると、携帯のライトをフル活用していました。方位については、地図と物件資料を見ると大体わかったので、方位磁石を持参することはありませんでした。
 スリッパを忘れると、長期空室の物件では足の裏がまっ黒になります。ですので、爪先立ちで歩いてました(^^;)

 女性の方はストッキングや裸足の方も多いので、気を付けたいですね。
 特に冬場は、寒さが足にしみてきて、どうしようもなくなるので、お客様のためにもスリッパは欠かせませんでした。(それでも、慌てていると忘れることもありましたが...)



以下、内見持ち物のまとめです。
方位磁石(正確ではない場合も多いので、地図や資料と照らし合わせましょう。携帯スマホの付属機能確認。)
巻尺(伸ばしても固いタイプのものにしましょう。測りやすいです。)
懐中電灯(強力で大きくなくてもよい。携帯スマホの付属機能でもよい。)
カメラ(デジタルカメラ。携帯スマホ付属のカメラで十分。)
スリッパ、筆記用具(特に、カギを借りて、自分だけで内見に行く場合。)
これらを入れておく、袋かカバンを持って行くとよいでしょう。スリッパは汚れるので、ビニール袋を用意しましょう。

 

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周りの部屋にはどんな人が住んでるの?

<住んでからの騒音問題を避けるために>
確認しましょう
 個人情報保護の問題がありますので、詳細は業者も言えませんが、上階に小さな子どもさん(幼稚園から小学校中学年くらいまで)のいる部屋は前の入居者から騒音の話がなかったか確認しましょう。契約前に管理会社か仲介の不動産会社によく確認しておきましょう。
 また、小さな子どもさん(幼稚園から小学校中学年くらいまで)のいる方は、極力1階に住むか、貸家やメゾネットなど、下階に他の住人がいない物件を選ぶことです。鉄筋コンクリートのマンションでも苦情が出る場合があります。
 実際、子育て中の方は、気にされて、1階を選ぶ傾向があります。管理会社自身も契約時に注意するようにしていることが多いと思いますが、見落としてしまうこともあります。
 あと、鉄骨造や鉄筋コンクリートのマンションを選ぶ場合でも、「マンションだから騒音はしないだろう」と期待して選ぶと裏切られることが多いです。余程、床の厚みがないと音の漏れを防ぐことは難しいです。分譲マンションですら、騒音の苦情がありますよ。
 ファミリー物件で、どの部屋にも子どもさんがいて、各部屋顔見知りの場合は、お互いの立場や気持ちがわかるので、騒音被害の苦情は少ないのですが、それでも、苦情のあるときもあります。
 子どもは国の宝と言われて、大切にしたいのですが、業者も子育てファミリーさんも辛いところです。

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