不動産コンサルタントが教えるお部屋探しのコツ

部屋探しの時期、注意点は?入居審査の基準は?入居後の賃貸物件管理は?更新料は払わないといけない?

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分譲マンション 中古が得?新築が得?

 新築は完成後、1年未満で、まだ誰も住んでいなく、購入もしていないことです。

 住んでいなくても、誰かが購入したら「新築後未使用」ということになります。
 また、完成後、1年経過しても売れ残っていると新築と呼べなくなります。これも「新築後未使用」ということになります。

 中古は誰かが購入し、居住した物件のことです。

 誰かが購入して居住せず、新築後未使用となってしまうと、転売するとき、1年以内でも新築と同じ価格で売れないことが普通です。相場価格が下がることが普通です。
 最近は不動産価格が持ち直している地域もありますから、ごく一部の地域では築年数や物件の状態によっては新築と同等かそれ以上の価格になることもあるようですが、まれなケースと言えるでしょう。

 誰かが購入し居住して、完全に中古となると、価格の下がり方は新築未使用よりも大きくなります。地域によっては、築後1、2年でも、価格が2割以上下がる場合もあります。
築後間もない場合は、地域によっては購入時よりも高く売れることもあるようですが、非常に稀なケースと言えるでしょう。


価格ならもちろん中古がお得

 何かの理由で購入したマンションを手放さないといけなくなった場合、築後数年で価格が2割も3割も下がると、売却してもローンが残ってしまいます。

 金銭的にお得な買い方は、新築未使用のような物件や、特に築年数の浅い中古物件を買うことです。
 中古ですと、台所、トイレや浴室など水回りなどに特に前の住人の生活臭が残っていたりしますが、仮に築浅で新築と比べて数百万円、価格が安くなっていたら、妥協する価値はあるのではないでしょうか。
 平均的サラリーマンのレベルなら、数百万円という金銭は、人生の何分の一かを費やさないと蓄えることのできない金額ではないでしょうか。
 平均的な会社員の所得レベルの方でしたら、人生とお金という意味合いから考えると、中古のマンションを購入して生活に余裕をもたらすことを、私はお勧めします。


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価格以外の価値を見出すなら新築

 中古は言うまでもなく、価格はお得なのですが、階数などのロケーションを選べないということがあります。

 新築は余程人気でない限り、販売時に自分の予算に合わせて階数などのマンション内でのロケーションを選ぶことができます。上の階に行くほど価格が高くなることが多いです。

 また、前の住人の生活臭を気にする必要もありません。(新築特有の臭いというのはあるかもしれませんが)

 予算に余裕がある方でしたら、金銭を超えた意味付けを持って、居住空間として、いい物件を押さえるというのはいいことであると思います。


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分譲マンションの騒音問題

 賃貸と違って、分譲マンションなら床や天井の厚みがあるから、騒音問題は心配ないと思っておられる方もいらっしゃいます。
 しかし、最近の新築分譲マンションにおいても、上階の足音が気になるという苦情はあります。
 一説によれば、鉄筋コンクリートで、床の厚み18センチ以上ないと音は防げないとか。

 賃貸の物件管理http://zyuutai.com/019.htmlや内見のページhttp://zyuutai.com/025.htmlでも書いていますが、上階に小学校中学年くらいまでのお子さんがお住まいの場合、下の階に足音の苦情が出やすいです。

 中古なら、まずはマンションの管理会社や管理組合に、購入予定の部屋の上階に小さなお子様がお住まいかどうか確認してみましょう。
 新築ですと、購入して住んでみないと分からないという面はあります。

 しかし、長く住むつもりなら、新築でも中古でも上階の住人の家族構成の変化や、別の方が引っ越してきたりということはあります。
 コミュニティ心理学の研究などでは、顔を合わせて話したりしたことがなく、知らない人の出す物音は、より騒音として感じやすいという報告もあります。
 普段から、特に上下階の方には、あいさつに行くなど、コミュニケーションをとっておくことも騒音問題を防ぐためには重要です。





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